築古アパート退去相談も可能です。沖縄市土地築古アパート売却事例
いつもお世話になっております、沖縄の不動産売却でお悩みの方に役立つ情報をお伝えする株式会社イエカリヤ代表の當間です。
今回は売却までにかなり時間がかかるとお考えだった不動産が、予想外にスムーズに売却できてお喜びいただけた事例になります。
築古アパート売却の流れ
問合せのきっかけ
本物件は以前マンションの売却をお手伝いさせていただいた方のお母さまが所有されている物件でした。
一度弊社にお手伝いさせていただいた方からのご紹介は仕事内容が認められたようなものなのでとても嬉しいです。
200坪ほどの土地と3世帯のアパートを所有しており、ご自身の代で売りたいと思っていたものの入居者がいる状態で売却できないものと思っていらっしゃいました。
特に不動産会社に相談することもなかったのですが娘さんのお話を聞いて相談みるだけでもということでご連絡いただきました。
ヒヤリング内容
・200坪ほどの土地
・土地の上に築50年の3世帯アパートとだれも住んでいない元の実家が混在
・できれば相続せずにご自身で売却したい
・自分が元気なうちに売却したいが数年かかってもよい
ヒヤリング後の方針決定
築年数がもう少し若いアパートであればオーナーチェンジといってそのままの状態で売却することもできましたが、今回は建物が逆に足を引っ張るような物件でした。
住んでいないご実家との位置関係も微妙で全体を売却できれば6棟の新築を建てられるのですが、ご実家の部分だけを売却しようとすると土地の面積としては半分なのに2棟しか建たず売却金額が伸びないことがわかりました。
全体を見通した上で、アパート部分の入居者に退去いただいた上で売却するのが一番いいという方針になりました。
とにかく売却を急ぐということであればそのままの状態で売る選択肢もありましたが、退去交渉後と退去前では売却できる金額がかなり変わってきます。
今回は早めに進めるのが望ましいものの1~2年で売却を目途にした方が良さそうでした。
売り出しから売却完了するまでの経緯
今回の物件だと一般の方というよりも開発業者さん向けのだったので、退去交渉と同時に営業を進めていきました。
ある程度購入しそうな会社の目星はあったので数社に問い合わせをし、アパート退去後の契約という条件はありますが、一番良い金額の会社に決まりました。
退去相談
あとは賃借人様の退去相談です、不動産の仕事の中でもかなり気を使う部分で簡単にいかないケースも多々あります。
今回は2世帯分の退去のご相談でしたが、どちらもお引越しを考えていたところで、予想外にスムーズなお話になりました。
遠方でも大丈夫、沖縄県外からでも不動産売却は可能です。東浜戸建て売却事例
こちらのケースでもスムーズにいきましたが、どちらにしろかなり運の良いケースだと思います。
100発100中で上手いくわけではないので退去相談は慎重に進めていきましょう。
その他不動産売却に関する注意点
今回のケースは退去相談が上手くいくかが大きなキモでしたが、他にも少し注意する点があったのでまとめます。
・権利証、識別情報が無かった。
物件を売るときに持って来いと言われたけど、権利証?識別情報?なにそれ?
こちらで解説していますが、不動産を取得した際に発行される登記識別情報(権利証)は無くても売買はできますが、司法書士の先生に保証してもらうために数万円登記費用にプラスされます。
・測量時に坪数が増えた
大きな土地になると坪数が少しずれることがありますが、今回は1坪以上大きくなりました。
公簿売買といって、当初契約した金額から増減しないという内容なので特に影響はありませんでした。
今回はたまたま大きくなるケースでしたが下回ることもあるので、公簿売買が主流です。
・一部他人の土地が越境していた
珍しいケースですが、土地の前面部分に少しだけ他人の土地が入っており建築する際、邪魔になる形でした。
土地の所有者は売却の意思がなく、まとめることも難しかったのですが、相談した会社の内、減額などは無し・そのままの状態で購入できるという会社が見つかったのでそちらに決まりました。
不動産会社は同じように感じるかもしれませんが、得意不得意やその時の状況によって条件が変わってきます。
ご自身で数社に見積もり依頼するのが大変な場合は、仲介会社にお任せいただくと楽です。
その後
購入する方も業者なのでその後もサクサクと進み先日無事決済になりました。
ご相談いただいたときはいつ売却できるかわからない状態でしたが、結局ご来店いただいてから1年以内の売却になりました。
最終決済の時に娘さんがお母さまに仲介手数料の再確認をしているときに。
「こんなに安いの?もっとあげなさい。」
とおっしゃっていたのが印象的でした。
もちろん丁重にお断りしました、後日個人的にお食事に連れて行ってくれることになりましたので今から楽しみです。
まとめ
・時間がかかると思っていた案件でも意外とスムーズにいくことがある
・今ある物件を加工することでよい条件で売却できることがある
・退去相談はデリケートなのでお一人で考えず慎重にご相談を
売る売らないに関わらず一度プロに相談することはとても大切です。
実際に物件を見なくてもある程度方針を決めることはできますので、今回の事例紹介が少しでも為になった方はお気軽にご相談くださいませ。
とりあえず相談してみる
個人情報は出したくないけど査定はしてみたい
不動産売却全体の流れを把握する
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