住みながら家を売ることってできるの?メリット・デメリットは?
いつもお世話になっております、沖縄の不動産売却でお悩みの方に役立つ情報をお伝えする株式会社イエカリヤ代表の當間です。
よく、「不動産を売却したいけど、住みながら売ることはできるの?」というご質問を頂きます。
結論から言えば、居住しながら売ることもできますが、デメリットもあるので考慮してから選択するべきです。
住みながら家を売ることはできます
マイホームを売る場合、大きく分けて転居先行と売り先行の2つのパターンがあります。
転居先行は先に部屋を退去してから物件を売りに出すパターン。
売り先行は不動産を売りに出した状態で次の部屋を探すor買う人が決まってから次の部屋を探すというパターンです。
冒頭でもお伝えした通り、売り先行型なら居住中のまま売却を進めることができます。
それでは売りを先に出した時のメリット・デメリットはどうでしょうか?
売り先行型のメリット
住みながら売却できることによるコストの削減
転居先行型の場合、引っ越ししてから売れるまでの間、二重に居住費がかかってしまいます。
例えば、住宅ローン10万円の家を売却しようと考えた時、引っ越し先の賃料も10万円だとすると、毎月20万円の出費になってしまします。
不動産の売買は売り出し金額が適正なら平均して3~6か月の間に決まることが多いので、その期間内は通常よりも多く出費があることになります。
売り先行型の場合は、家の売却が決まってから引っ越しをするため、支払いが重なる期間は短のです。
お金に余裕がなくて売却する場合は、売り先行型になることが多くなります。
近隣のことを話せる
いくら不動産会社がその物件のことを調査したとしても、長年お住まいの方にはかないません。
近所のお店の事や近隣施設のことなどを、一番詳しくお伝えすることができるのは売主様なのです。
転居先行型の場合、内覧する時は不動産会社と購入希望者だけなのでそこまでのお話しをすることができません。
売り先行型の時は、直接売主様と買主様が顔を合わせるので細かいところまでお話しできることが見学される方にとっても大きなメリットです。
売り先行型のデメリットと対策
日程の調整が面倒
空き家の状態と違って、不動産会社と購入希望者だけで勝手に入るわけにはいかないのでどうしても売主様との日程調整が必要になります。
ある程度融通が利くならいいのですが、売主様の都合で「平日の昼間は無理」「土日の午前中のみ」などの指定があると、購入希望者との調整が合わず話自体が流れてしまうことがあります。
いくらインターネットが普及していても、購入物件は一度は中を見ないといけないので日程の調整ができないと内覧も減り、結果、思ったような金額で売れなくなりがちです。
仕事などでどうしようもないとき以外はなるべく内覧を受け付けるようにしましょう。
生活感がありすぎると引いてしまう
どうしても住みながら売ることになると、お部屋に生活感が残ってしまいます。
特にトイレやお風呂、洗濯物などの水回りは生活感が出やすく、汚い状態だと購入意欲が落ちてしまいます。
また、リビングなどもいつもの状態だと生々しさが残るので、見学された方が気を使って早めに帰ってしまいます。
不動産と直接関係があるわけではありませんが、滞在時間と購入率には大きな関係性があります。
参考
購買に影響するのは、「買いたい」気持ち以上に 滞在時間の長さだった!
どの道お引越しで物を捨てたり整理したりしなければならないので、断捨離したりご友人を招くときのようなお片付けを意識しするのがおススメです。
少し面倒に思うかもしれませんが、不動産の売却をする際、「自分が買う側だったら。」と常に考えることが重要です。
ちょっとしたことで数十万単位の交渉になるのが不動産です。
普段なら面倒なお掃除も日給数十万だと思えば頑張れると思います、あまりにも大きな汚れなどがあればハウスクリーニングの会社にお任せするのもいいでしょう。
「そこまでできない。」
「もっと楽に売れないの?」
とお考えの方は、不動産会社に買取を依頼することも検討に入れましょう。
どうしても、仲介に比べて売買金額は低くなりますが、その分考えないといけないことは大きく減ります。
家を売って住み替えることをお考えなら複数の不動産買取会社に査定してもらうのがおススメです
まとめ
・住みながら不動産を売ることができる
・転居先行型より当面のコストを抑えられる
・ただし、日程調整ができにくかったり生活感を残しすぎると安くなるかも
・不動産売却のコツは「自分が購入者だったら。」を考えること
とりあえず相談してみる
個人情報は出したくないけど査定はしてみたい
不動産売却全体の流れを把握する
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